いざアルザスへ!(到着編)
三寒四温、ですかね。
せっかくいい季節だというのに、この時期の大敵・・・
・・・それは 花粉 (T◇T)
もう〜〜〜鼻から口から目まで、散々な目にあっとります。
目なんて痒くて痒くて充血するわ腫れるわで、サイテーな状況です。
その姿は、土偶?! 教科書思い出しますです ( ̄_ ̄|||)
あぁぁ、花粉のない所に逃亡したーーい!
気分だけでも逃亡・・・って事で、アルザスの地へ飛んでみますか!
2008年12月12〜13日(金・土)
またしても〜〜〜会社を早退して成田へやって参りました〜。
クリスマス前の成田、夜だからか空いてます。
そりゃそうだ、正月休み前に休み取るなんて無理だよな、普通は(^^;
チェックインまで時間が余ったので、カフェで休憩中。
時間になって、チェックインをちゃちゃっと済ませて、今回こんな所に行ってみた。
リフレッシュルーム
成田第一ターミナル中央3F
(出国手続き後利用可)
30分500円也〜
狭いけど、洗面台兼脱衣所付き
リンスインシャンプー
ボディシャンプー
タオル、ドライヤー完備
手ぶらで行けますよ。
いや〜〜快適っす!
ひとっ風呂浴びた後は、ゲートにあるマッサージチェアーで揉みほぐしまくり
出国準備万端です。疲れは取って旅立たなきゃね (#^.^#)
飛行機は機体整備とやらで一時間近く遅れて、23時頃無事離陸しました。
行きの機内でお隣になったのは、穏やかそうなドイツ人のマダム。
何でも息子さんが日本人女性と結婚し、群馬に住んでいるらしい。
その息子夫婦に子供が生まれ、2週間程お孫さんに会いに行ったらしいのだ。
しかし、ドイツ語どころか英語もまともに話せないあたくし・・・。
お互いの共通言語は、なぜかフランス語のみという、とんでもない状況。
少なすぎるボキャブラリーを駆使して、半ば連想ゲームのような会話だった (^_^;)
ジェスチャー&怪しすぎるフランス語でのマダムとの会話は、なかなか楽しかったです。
機内ではマダムとの会話以外、いつものように映画観まくり
そーなんです、映画観るのが楽しみでねえ。毎回時間が足りません・・・。
お願い、もうちょっと飛んでてー!と思います(何しに乗ってるのやら)
だって、最後に観てた「マンマ・ミーア」(英語版)が途中だったのよー(T_T)
映画の途中で無情にも飛行機はPARISに到着。
まだ夜が明けない薄暗い中、飛行機は着陸・・・・って、
思いっきり横滑りしたーーー!!!Σ( ̄ロ ̄lll)
隣のマダムと手を握りあって、思わず「きゃーー!」と叫んじゃったよ・・・。
飛行機はジグザグに前進しつつも何とか無事到着。あーーびっくりした (^。^;)
ドイツ便へ乗り換えるマダムと別れ、入国手続きへ。
今回も係の人が、愉快だったんだよねー。
「ぼんじゅ〜」とパスポートを差し出すとムッシューが
「フランス語話せるの?」
「仕事?ヴァカンス?」
「これからParis?」といきなりの質問攻め(笑いながら)
「スタンプ押してちょーだい」と頼んだら、
バーン!とオーバーアクションで押したかと思うと、広げて見せてくれるし
(そしてナカナカ返さない)
見たらご丁寧に前回の日本出入国スタンプの上に重ねて押してあるしー。
結構フランス入国審査の人って楽しげな人が多いんだよねえ。
前回は「スタンプ押して〜」って頼んだら「手出して」って言われて押すマネされたり。
早朝で人も少ないし暇なんかな(^^;
パリに着いたはいいけど、ストラスブール行きのTGVが出るのが7時46分、現在5時前。
・・・3時間近くあるじゃんよー!
とーぜん店も開いちゃいないから、お茶飲んでぼーーーっとする事すら無理。
なので、TGV駅のあるターミナルC〜D間で、ぼーーっとしてました・・・。
だってねー、TGV駅の待合室は6時にならないと開かないし、人もいないのよ。
それでもって、ホームへのドアが全開だし!寒いっちゅうねん!
なので、上階の連絡通路辺りで出勤してくる人達を眺めてました・・・。
うろうろしてた時に見つけた
空港内移動用の乗り物。
(もちろん職員用)
充電中〜。
電気で動くんだから当然なんだけど、
コンセントに差し込まれてる姿が
何とも可愛かった。
まだ薄暗いTGVのホームとホームに繋がるコンコース
やーーっと待合室が開いて、寒そうに待ってた人達がこぞって中へと避難。
しばらく室内で暖まった後、待合室にあるトイレで移動準備です。
機内で楽々に過ごす為、スカート履いてるんですよ。パンツより楽っすよ。
アルザスに向かうのにそれじゃ寒すぎるから、パンツに履き替えないと。
準備万端整でホームに向かうも、外は極寒!
着込んでるのにブルブル震えるし、息は真っ白だし。
表示されてたホームに行って駅員さんに再度確認。いや、一応確認しないとね。
「ここでいいよ」と言われて、自分が乗る車両をホームの掲示板で確認してたら
「どこに行くの?」と声を掛けられた。しかも若い男に(笑)
「ストラスブールです」と言うと、彼も「ここでいいよ」と言ってくれた。
何か話でもすりゃ良かったんだろうけど、いかんせん寒い!(外だし!)
お互い何だかブルブルしながら、縮こまってました・・・。
入って来た電車に乗り込む。
ヨーロッパの電車って、なぜか高いのよね、乗り口が。
もー、スーツケースなんて「よっこいしょ!」とか言わないと厳しいんだって。
(いや実際は言わないんだけど、そんな意気込み?)
今回のチケットもSNCFのサイトで購入したんだけど、
行きのTGVは油断してたら安いチケットが売り切れちゃって・・・。
通常3ヶ月前から購入出来るんだけど、クリスマスシーズンにつき2ヶ月前からに変更。
これがサイト上でわかりにくくてねえ。
ヴァカンスシーズンのチケットを予約する時は、サイト上のお姉さんに注意です。
(お姉さんが「ノエルシーズンのチケットは◯月◯日からね!」とか言ってます)
なので、半ばやけくそで?1等車の割引チケットを購入。
値段も2等車の普通料金とあんまり変わらなかったし。
座席希望も出来るから、一人掛けの席を指定(1等車は横3列)して楽々移動する事に。
寝てやるー!と思ってたのに、明けてゆく空は中々いい景色で結局世界の車窓から状態。
TGVが通ったおかげで、ストラスブールには3時間弱で到着。
一昨年はアルザスから5時間もかけてパリに入ったのが嘘みたいだよー。
ストラスブール駅
これを逃すと1時間待ちとかになるから、速攻カウンターに行くも列が・・・。
ハラハラしながら、やっと自分の番になって購入したのが5分前。
スーツケース抱えて階段を駆け上がりましたさ!
無事、車内に乗り込んで荷物置き場にスーツケースを置いて一安心。
ここからコルマールまで約30分。電車は結構混んでました。
旅行者以外に、普通に生活してる人たちが多かったかな、大学生とか。
さて、コルマール駅に着いてタクシー乗り場へ。
駅の端っこにあるタクシー乗り場で、ずーーっと待ってたのよ、ずーーっと。
コルマール、旅行先としては有名だけど田舎です、タクシーいません。
あたしの他に何組か適当にタクシー乗り場で待ってたんだけど、
パリより更に極寒なアルザス、この時が一番脳みそ凍るかと思いました・・・。
やっと1台のタクシーが来た!あ、でも列が適当(というかバラバラ?)
あたしが一番最初に並んでは居たんだけど、後から来た人は知らないよなー、
なんて、ちょっと『次でもいいや』って気分だったんだけど
またしても「あなたが先でしょ、乗って乗って!」とみんなに言われる。
暖かいタクシーに乗り込んで10分弱で目的地に到着。
駅から意外と遠いのね、旧市街って。
最初、歩いて行こうかと思ってたんだけどタクシーにして良かった〜(^^;
メールで送ってもらった写真を頼りにアパルトマンを探す。
で、玄関ドア脇のインターホンを見ると、シャンブルドットの名前がない。
電話しようか悩んだけど、ネームプレートに似たような名前があったから
試しに押してみたら、やっぱりそこでした。間違えてなくて良かった(苦笑)
インターホン越しに「ぼんじゅ〜、◯◯です〜」と言うと
「3階まで上がって来て」とマダムに言われてドアを開ける。
すると、上から駆け下りてくる足音が。
そー、3階ってことは4階ね(日本式で)と、ちょっとブルー入りそうだったんだけど
マダムが降りて来てくれて、軽々とスーツケース持って行ってくれました。
さ〜〜、今夜の宿は果たして!?
続きは次回!(おいっっ!)
シャンブルドットの部屋から見た旧市街の広場
正面に見えるのはサン・マチュー教会
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TGV CDG〜ストラスブール 1等車50ユーロ(早期割引運賃・サイト購入)
ストラスブール〜コルマール 片道10、40ユーロ(往復20、80ユーロ)
コルマール駅〜旧市街 6ユーロ
※駅でチケットを買う時など、コルマールではなく「コルマー」と言った方が通じます。