いつか行きたい場所、モロッコ
旅に出たいなー
と、いつも思ってる。
インターネットで世界中の情報が得られる時代になったけど、自分の目で見て感じる世界はまるで違う。
少しばかりの緊張感と冒険心が、ない交ぜになって身体中で味わう感覚は、実際にその地に行かなければ得る事は出来ない。
旅に出て、それを感じる瞬間を想像するだけでワクワクしてくる。
道ゆく人達の話し声や街の音や吹き抜ける風、それらを漠然と眺めながら自分の五感を研ぎ澄まし解放する。
そんな旅の瞬間が大好きだ。
「TRANSIT」という、この本。
以前は、NEUTRALという名前で出ていた雑誌。紙質や写真の雰囲気は以前のまま旅の内容が濃くなった気がする。この本の装丁や装本が大好き。 質感が何ともいいんです。
で、今回の特集は、モロッコ。
実は、ずっと行きたいと思っている場所。
フランスが大好きなあたしだけど、イスラム圏の建築や風景にとても興味があるんです。トルコやチュニジアも行ってみたい、ずっとそうおもってるんだけど、なかなか機会が訪れない。
以前、友達のうめちゃんのモロッコ写真展で見た、シャウエンという街にとても行きたい。
白い壁にブルーの扉。ギリシャの街とはまた違う、その組み合わせに心惹かれた。今のところ砂漠に興味はないけど、何も光のない所で満天の星空を眺めてみたいとは思う。
7号の東欧特集の後、今回久しぶりに買ったTRANSIT。
偶然にも前身のNEUTRALを手にとったのが、創刊号のイスラム特集。ずっと前から気になる場所だったのかな。
いつか行けるかな、モロッコに。