Parisの公園
レ・アール公園の未来を見つけて ※パリ市のサイトより
パリの街を歩いていると、色んな所に公園がある。
チュイルリー公園やリュクサンブール公園みたいに大規模な公園から
街角のちょっとした所にある小さな公園まで、その数は東京より遥かに多い気がする。
以前からパリ市は公園を増やすと提示していたけど、着々とそれは進行しているようだ。
上のイラストは、パリ1区にあるフォーラム・デ・アールに隣接した公園。
レ・アールと呼ばれるこの辺りは、中央市場跡を開発した複合施設がある賑やかな場所。
東京で言えば、渋谷くらい若者が集まる場所でもあるんだけど、
隣に広い公園があるのを知ってる人は少ないかもしれない。
なんでも4.3ヘクタールあるらしいのだけど、東京ドームくらい?
そこの再開発のプランが掲載されていた。
2011年中旬くらいまでに、小学校高学年の子達向けにゲーム感覚の体を使った遊戯設備が、2013年年末くらいまでに、小学校低学年向けの設備が出来る予定らしい。
こんな都会のど真ん中にある広い敷地。
日本だったら、そのまま公園にしてしまうだろうか。
だって渋谷に東京ドームくらいの敷地があったら、
日本なら思いっきり商業施設とか造りそうじゃない?
それを子供が遊んだり家族連れで訪れる
憩いの場にしてしまうなんて、素敵じゃないですか?
山手線内くらいしかないパリの街。それでも東京よりも多くの公園がある。
450ばかりの公園や庭園の総面積は、パリ市の約30%をも占めるらしい。
「一人あたりの公園面積」という指標があるらしいのだが、それによると
パリ=11.8㎡、ロンドン=27.0㎡ ベルリン=27.5㎡
一番凄いのは、ニューヨーク=約30㎡
そして東京はというと、約3.0㎡
人口が多すぎるせいもあるのかもしれないけど、この数字から何が見えるだろう。
色々な事の原因を、この数字が表しているような気がしてならないのは、
あたしだけだろうか。