モスタルの朝

随分とご無沙汰な旅行記になってしまいました・・・(^^;
夏も終わって秋になってしまうというのに、いまだにパリにも到着せず(苦笑)
いつもの事?なので、のんびりお付き合いくださいませ。

さてさて、既に旅から4ヶ月も過ぎてしまいましたが、
モスタルの続き、いってみますか〜。



2009年5月1日(金)その1


クロアチアへ戻るバスの時間10時まで、モスタルの街を散歩する事にしました。
観光客も少ない上、まだまだツアーバスも来ない時間。
のんびり散策する事にします。

宿からスタリ・モストへ向かう途中、広場にこんなモニュメントがありました。
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クウェートとボスニア・ヘルツェゴビナの友好記念のモニュメントのようです。
また、日本が送った黄色いバスがモスタルの街を走っています。
バスの車体に日本の国旗が描かれていて、日本から送られた、と書いてあります。

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けれど、まわりの建物は、まだまだ銃弾の痕がたくさん残ってます。

こんな落書きにも
「93'」の文字が
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それでも、この街には人々の暮らしがゆっくりと綴られています。
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そして、
朽ち果てた建物から
力強く咲く花に
命の力、を
見た気がしました。
誰もいないお土産屋さんが並ぶ通り。この静かな空気感もいい。
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そして、スタリ・モストから見るこの景色。
とても、とても気に入ったこの眺め。誰もいない橋の上から存分に心に刻み込む。
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道の真ん中で、
のんびり寛ぐ犬。

時間がゆっくり流れてゆく
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そして、町中に猫
猫ものんびりできる
今はそんな時代に
なったのかもしれない
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宿のすぐ近くにある
カフェの前で寛ぐ猫

この辺は
黒猫率が高いらしい
写真を撮っていたら、中にいた店のマダムが笑って手を振ってくれた。
こんな何気ない事が、一人で旅してると、とても大切な出来事になる。


思いがけず訪れてしまったモスタル、そしてボスニア・ヘルツェゴビナという国。
旧ユーゴスラビアの印象は、バルカン半島の弾薬庫というイメージと戦争だった。
でも、実際に訪れてみて、ほんのひと時しか過ごしていないけれど
のんびりとした空気感、そして割とにこやかな人々と出会って
もっと旅してみたい、そんな気持ちにさせられてしまった。
まだまだ復興も途中だし寂れた街並ばかりだけど、それでも何か惹かれるものがある。
それが何なのか、まだ自分でもよくわからないけど。
綺麗に整った街では、感じる事の出来ない何か、が心に染み込んでくる。
多分、きっと、また来よう、そう感じてモスタルを後にした。
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by harun_parisbali | 2009-10-05 23:17 | 2009.04_PARIS&Croati
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