モスタルからドゥブロヴニクへ
今日の会社帰り、電車から降りた時、思いがけず金木犀の香りにつかまりました。
あぁ、そんな季節なんだ、と心がほんわか暖かくなりました。
一年のこの短い時期しか咲かない金木犀。この花の香りが大好きです。
さて、本格的に寒くなる前に終わらせないと、です。
2009年5月1日(金)その2
宿をチェックアウトして、宿のご主人に車でバスターミナルまで送ってもらう。
陽気なご主人(絶対あたしよりだいぶ若い...)は、
駐車場からバックパックを担いでくれバス停まで運んでくれた。
多分ここだろうという場所でバスを待つ。
すると、ここでも一人の日本人女子パッカーと出会う。
スロベニアからクロアチアをまわっていたところ、
途中で会った女子パッカーに「モスタルが良かったよ」と聞いて来たんだとか。
なぜか、一人で旅してるのは女子ばかりのような・・・。
世間話をしながらバスを待っていると、予定時間より遅れてバスは到着。
ボスニアの首都サラエヴォからモスタルを経由してドゥブロヴニクに向かうこのバス。
こんなシーズンオフなのに、ほぼ満席でした。
ハイシーズンの時、ドゥブロヴニク行きが増便されるのかどうかわからないけど
便が少なければ、満席で乗れない事もあるかもしれないので、要現地確認で。
今日の行き先は、こんな感じ。3〜4時間のバスの旅
(席は決まってません、早い者勝ち。たとえ席番号が書いてあったとしても)
真っ正面に見える車窓は思いの外緑が多くて、バスはきれいな川沿いを走って行く。
大体行程の半分を過ぎた頃、バスが渋滞にはまった。
そこで、バスは道沿いのカフェに停車し、トイレ休憩。
皆、思い思いにトイレに行ったりコーヒーを飲んだり。
再びバスを走らせたとたん、国境が見えて来た。
どうやら国境の為に渋滞していたようで、
その手前で回避の為に長い休憩を取っていたらしい。
左がクロアチア側 ↓ ↓ 右がボスニア・ヘルツェゴビナ側
モスタルからクロアチアのドゥブロヴニクへは、なんと国境が3ヶ所もある。
この国境を通ったあと、またすぐ国境が続くので、
パスポートは出しやすくしておいた方がいいかも。
さて、最後の国境を越えて、クロアチアに戻って来ました。
バスターミナルからローカルバスに乗り換えて、旧市街入口のピレ門まで。
アドリア海の真珠、ドゥブロヴニク
しかしヨーロッパでも大人気のこの場所。観光客が押し寄せてます・・・。
ここは、ピレ門前のバス停。
さあ、今夜の宿は旧市街の中。地図を頼りに突入です。
ここが旧市街の入口、ピレ門。旧市街は城壁に囲まれています。
重厚な門構え
ここも
何度も何度も
戦争に遭った。
二つ目の門を入ると一番最初に見出合うオノフリオ大噴水
入口は共通。5階建てらしい建物は、隣と壁がくっついている。
インターホンを押して宿のマダムに来訪を告げるとロックを外してくれた。
扉の中に入ると、マダムが上から降りて来て部屋へ案内してくれる。
バスルームの使い方、朝食の場所と時間、そして旧市街の行っていいレストラン(笑)
それらを、怒濤のごとく説明される、しかも超早口の英語で。
必死で聞き取りながら、聞き返したり、答えたり。
ここで、友達と合流する事になっているんだけど、
「友達は何時に着くの?」「じゃ、あなたが迎えに行ってあげてね」などなど。
でも、とっても面倒見の良さそうな感じのいい、Nennyは笑顔の素敵なマダム。
gull's Home
2泊で52ユーロ(朝食付き/2人で)3泊以上だと割引あり('09 4月現在)
部屋の設備は、
冷蔵庫、TV、エアコン
テーブルセットに
壁のドアはクローゼットの扉。
バスタブは無いけど
シャワーブースが
腰高になっているので
腰湯程度にお湯がはれる。
二人続けて入ると
お湯が緩くなるので
少し間を開けた方がいいかも。
さあ、荷物を置いてNennyに貰った市内地図を手に、散策開始です!
でも、その前に・・・・
お腹が空いたーーー!!!(@@)
ピレ門そばのバス停広場にあるレストランでピザを食す。
アドリア海を挟んでイタリアがあるせいか、ピザが美味しい。
アドリア海をの〜〜んびり眺めながらの遅いランチ。
あ〜〜〜最高です!
レストランからは、こんな景色が眺められます。(旧市街の城壁とアドリア海)