スプリットからモスタルへ

不安定なお天気続きの毎日ですが、8月になっちゃいましたね。
夏らしい雰囲気を味わおうと、先週土曜日恒例の江戸川花火大会に行ってきました。
ここは、河川敷にシートを敷いて座ってのんびり見られるのでお気に入りです。
打ち上げ場所も近いから、花火があがるところから見られるのがいいんですよ。
あっという間に消えてしまうから、花火って美しいと感じるんでしょうね。

GWも遠い記憶となりそうですが、旅の続きを振り返りましょう~。



2009年4月30日(木)その2


スプリットの街を後にして、向かう先はというと・・・・
それは、モスタル

一体どこやねん?って言う人も多いだろうーなーという場所ですね。
そこはクロアチアの隣、ボスニア・ヘルツェゴビナ という国にあります。
大体の場所は、こんな感じ ↓
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ボスニア・ヘルツェゴビナの首都はサラエボという所ですが、
そこから海側のクロアチアに近い場所にあります。(かなりアバウトな説明だけど)

もともと旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国だったのですが、
1992年、ボスニア・ヘルツェゴビナは独立を宣言を行ったため、
ユーゴスラビア連邦軍の攻撃を受ける事となります。
その後、もともと対立していたボスニア人とクロアチア人の間で内戦が始まり
1994年の停戦まで、2年間も戦争が続いていた地域です。

復興から、まだ14年しか経っていないこの国に、何故行こうと思ったのか。
それは、このクロアチアの旅の最終地点は、ドブロヴニク。
スプリットからそこまでのルートを色々検討していた時、偶然この街を知りました。
そして色んなサイトで、この街を見た時、どういう訳か「行かなきゃ」と思いました。
何故だかわからないけど、何か心惹かれるものがあったんです。

幸いスプリットからもドブロヴニクへもバス便があるとわかり、
ドブロヴニクへの通過地点としても、ちょうど便利な事が判明し決定に至りました。


さて、バックパックを担いでバスターミナルへ着いたあたしですが、
トイレの場所が不確かだったので、隣にあったカフェに入りエスプレッソを飲んで
バスの時間までのんびり過ごした後、トイレを借りてターミナルへ。

モスタルへのバスは、10時55分。出発時間によって運行している会社が違います。
切符は回収されてしまったので、写真はありませんが.....。

モスタル行きが出発するだろう場所で、バスを待ってたんだけど
出発時間の10分前になっても該当するバスが見当たらず。
近くには多分同じバスを待ってるであろう人達が結構いたのですが
ちょっと不安になってきたので、同じくバックパックを持った人に聞いてみる事に。
そしたら、やっぱり彼も同じバスを待っていて、多分遅れてるだけだろうとの事。

と、その彼があたしが着けているネックレスを目ざとく見つけて
「君もクリスチャン?」
と、目を輝かせて聞いてきました。

いつもお守りとして着けてるクロスとメダイ。
普通クリスチャンでないと着けないですよね、外国人は。
アクセサリー感覚で着けてるのは日本人くらい?

あまりに彼のキラキラした目つきに「いや、違うから」とも言えず
「え、えぇ・・・」(非常に心苦しい....)
「それは、どこで買ったの?え?パリ?僕のと同じだよ!」
と、あたしのより数倍大きいメダイのペンダントを見せてくれました。

で、話はそこで終わらない。
「クリスチャンなら、フェスティバルに行かなきゃ行けないよ!」
え?フェスティバル?

カナダ人の彼(推定40代後半)は、1ヶ月程周遊しているそうで
ちょうど、この日から始まる聖母マリアのフェスティバルの為に
メジュゴリエという場所に行くらしい。メジュゴリエ?

もしかして・・・・これですか?
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偶然ザグレブ駅の礼拝所前に
貼ってあったものを撮ってた。

メジュゴリエは、
聖母マリア出現の地として
知られている場所。
モスタルに決めたときも、
行ってみたいなと
思ってはいたんだけど。
(モスタルからも行ける)
この写真を見せると、彼は興奮気味に
「そうだよ!これだよ!ここに僕は行くんだ。これはビッグチャンスだよ!」
もうクリスチャンなら絶対に行かなきゃいけない!っていう意気込み・・・・。

さて、結構敬虔なクリスチャンの彼に説得を受けながらバスを待つ事、更に30分程。
遅れに遅れたバスがやっと来ました。
バスが着くと乗客がかなりいて、バックパックを預けてるうちにほぼ満席状態。
うわー、座れないのか?!と思ってたら
「君の席は、ここだよ!」と例の彼。あぁ、神様ありがとう(苦笑)
しっかり彼の隣の席に座らされ、バスは満席でスプリットを出発。

バスは遅れを取り戻すべく快調に走ってる・・・・はずなんだけど、
何故か車内に「カチカチカチカチ」という不穏な音。
最初は気づかなかった乗客も次第に気づき始め、みんな辺りを見回してる。
しばらくして、バスは何もないローカルなバス停で停車。
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← こんなとこ
トイレ休憩には早すぎるし
第一何も無い場所だし。

一体何?と思ってると、
運転手がやってきて
「バスから降りて」
は?バスから降りる?
あたし?

globtourという社名だけど
ツアーバスじゃないですよ
長距離バスです。
結局、あたしと前後の乗客3名が降ろされる事に。
で、何が始まるのよ?と車内を覗くと・・・・
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やっぱり故障してたー!

いやもう時限爆弾?
って感じの音だったもん。
爆発しなくて良かったよ。
あたしの真上だったし(笑)
やっと修理も終わり、予定より結局1時間以上遅れたバスは運転再開。
その間も、隣の彼とずーーーっと会話。
ただし、あたしゃ英語が苦手なんだよぅ~~~(><)
もう聞き取るのに必死で、おまけにずっと彼の方向いてたからバスに酔いました(@@)
あまりにも気持ちが悪くなったので
「ごめんなさい、とっても眠くなったの」と言ったら
「OK!OK!ゆっくり眠って!」と快く言ってくれたのでタヌキ寝入りに突入。
いや、ヤバかったです、マジで車内で惨劇を繰り広げるとこでした(^^;

さて、その後バスは順調に走って・・・・・たんだけど、
また、あたしの上の天井から、ドドドーーっと水漏れが!(どんなバスやねん!)

うぉぉーーー!っと思ってたら、
隣の彼が、前方にひとつだけ一人で座ってた男の人に、
席を変わってくれるように交渉してくれた。
結局、隣の彼とともに席を移動。一人だったら何も出来ずにいたかもなぁ。
これも神様のおぼし召しか?

そんなこんなで『行ってみようかな・・・メジュゴリエ』と
思い始めた頃、バスは駐車場のような広場で停車。
『何?』と思ってたら、いきなり隣の彼が
「モスタル行きは、バスを乗り換えなきゃいけないらしいよ!」と言ってきた。
バスの運転手が何か言ってたんだけど、まったく聞いてなかったんだよね。
彼がいなかったら、何が何だかわかんないまま、メジュゴリエに行ってたよ。

彼とともにバスを降りて荷物を受け取りバスを乗り換え。
結局、彼とは、ここでお互いの無事を祈ってハグしてお別れ。
一時は行ってみようかなと思ったメジュゴリエだけど、
敬虔な信者が集まる場所に、クリスチャンでもないあたしが行くのも....。
成り行きに任せて良かったのかもしれない。

そうして3時間ばかりを一緒に過ごした彼と別れて、一人モスタルへ。
ずっと外の景色を見てなかったから、のんびり眺めるんだけど
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やっぱり窓が汚いよ〜〜〜(^^;
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でもクロアチアで見た車窓より、ここボスニアの方が雰囲気が良かった。
点在する家々には小さな畑があって、のんびり猫が歩いていたり
ビニールハウスの中では、野菜が育っていたり、花が咲いていたり。
内戦が終わってから14年しか経ってないのに、のんびりした雰囲気が漂ってた。

ようやくバスは、モスタルのバスターミナルに到着。
バスターミナルと中心部の位置関係。スターモリスという橋のそばが中心部。
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モスタルの情報は、ネット上でも結構少なくて、ちょっと困った。
でもモスタル一ヶ所しか行かないのに「地球の・・・」を買うのもなんだし...
って事で、ネットから探した上の地図だけを持って向かった次第です。

バスを降りて荷物を受け取っていたら、女の人が近づいてきた。
ここでも宿の客引きか?と思ってたら、予約した宿の人が迎えに来てくれてた。
とりあえず翌日のバスチケットを買わなきゃ、とその旨伝えて待ってもらう事に。

バスターミナル?といっても窓口はひとつ。
そーなんですよ、ローカルバスのチケットも同じ窓口。
でもって、どんなルールなのかローカルバスのチケットを持ってる人も
乗車前に窓口でチケットにサイン貰ってから乗ってるし。
という訳で、出発が迫ったローカルバスの乗客を優先する為に
窓口の人に「待ってて」と言われて、待つ事20分程.....。

ようやく順番がやって来て(というかローカルバスが出発して)
ドブロヴニクへのバスの時間を確認し、チケット購入。96クーナ(クーナでも可)
バスはなんとユーロラインバス! サラエボからモスタル経由便です。
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この時で、ドブロヴニク行きのバスは、10時ちょうどと、12時半の2便でした。
ネットで見た時は、6時50分というのもあったんだけど、
実際はなかったので、バス利用の際は現地で必ず確認して下さいね。

さて、やっとの事で翌日のチケットも購入し、
待たせてしまった宿の人と一緒に今日の宿へ。

ちょこちょこ話しながらターミナルから宿まで、徒歩10分くらい?
着いた所は、こんな風に普通の民家の2階を貸し出してるとこでした。
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Hostel Miran Pere Lazetica 13、Mostar
meskic@hotmail.com (この時点で約14ドル、予約サイトの手数料込み)
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部屋には、キングサイズのベッドと小さなベンチのみ!
でも、中庭に面した窓が大きくて明るい可愛い部屋でした。
トイレとバスは、中庭にある別棟。雨が降ってるときは傘持参で(^^;
部屋は2階に2部屋。隣はベッドが4つ程あるファミリールーム(もしくはドミ?)
1階は、入口に利用出来るパソコンが1台。キッチンはファミリーと共同。
別棟に、TV付きの部屋もあり。
中心部へは徒歩10分ちょっと掛かるし、トイレやバスも使いにくいかもしれないけど
街に滞在してる、って気分が味わえるいい雰囲気の宿でした。
オーナーは若いご夫婦で、赤ちゃんがもうすぐ産まれるとのことでした。
だんなさんは明るい人で「ブログに載せていい?」って聞くと
凄い喜んで「もちろん!ちゃんと載せてよ!」と言ってたので
興味のある人は、行ってみて下さい(^^)


Visit Mostar モスタル観光案内(英語版)

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by harun_parisbali | 2009-08-05 22:52 | 2009.04_PARIS&Croati
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